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若き数学者のアメリカ

20070225

20070225133424.jpg

『若き数学者のアメリカ』(藤原正彦 著)

昨年のベストセラー『国家の品格』を書いた人。

1970年代に数学者としてアメリカに渡り、研究者&助教授としてすごした時の体験記。

この人の文章は非常にシャープでユーモアにあふれている。

面白く、かつ読みやすい。(少々過激な所はあるけど…)

氏はアメリカ滞在を振返り自身の変化を次の3つの段階で説明している。

**************************
①初期(アメリカへの対抗)
アメリカに負けてなるものかと対抗意識を燃やす。
⇒周囲との距離、疎外感に悩む。

②中期(アメリカへの融合)
周囲に溶け込もうと"アメリカ的"に振舞う。
⇒楽しいけど、何かが足りないと思い始める。深い部分で共鳴していないと。

③後期(自然体に戻る)
日本人として自然に振舞えるようになった。そして心の落ち着きを取り戻す。
深い部分で心を通わせる人も出来た。
**************************

この現象は、行き先がアメリカに限られた事ではないと思う。

結局は非常にFundamentalな問いに行き着く。

「あなたは一体、何に立脚しているのですか?」

巷には「International」という言葉が溢れている。

が、突き詰めていくと、結局は「National」という原点に戻ってくる気がする。

『国家の品格』の原点に通じる考えがこの本にある気がする。

かなり前に発行された本でありながら古さを感じさせない内容だった。
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アメリカのとある都市で駐在員生活を送る30代のサラリーマン
仕事の事、アメリカ生活などをアップデート⇒09年2月に日本に帰国。現在、横浜に住んでます!

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